【子育てしながら働きたい社員をサポートしてくれる環境】
翻訳担当 2008年入社 文系 女性

 私の仕事は、外国出願する特許を英語に翻訳することです。他にも、学会投稿論文の英訳や学会発表のサポート、海外企業とのミーティング用資料の翻訳等を行うこともあります。

 「翻訳」と聞くと語学力が重要視されがちですが、実際に仕事をしてみて、私は「日本語の読解力」が最も重要だと感じています。意外に思われるかもしれませんが、実務で一番苦労するのが、日本語特許明細書を読んで「この文章が言いたいこと」を理解することなのです。

 また、文系出身者にとって一番の不安は「技術を理解できるかどうか」だと思います。私も入社したばかりの頃は、初めて見るたくさんの専門用語や技術の理解に苦労しましたし、今でも苦労しています。しかし、SELでは特許明細書作成者や発明者が社内にいるので、わからないことを直接質問することができます。また、入社時をはじめ技術内容の研修も充実していますし、月に一度、社内技術の発表会もあるので、勉強する機会はたくさんあります。インターネットや書籍で調べることもできますが、その技術に精通した人が社内にいるというのはとても心強いもので、SELの強みの一つだと思います。

 SELは充実した福利厚生も魅力の一つです。私は育児短時間勤務制度を利用し、子育てをしながら仕事を続けさせてもらっています。「女性の活用」や「待機児童問題」が取り上げられる世の中ですが、社内託児所も併設されていますし、活躍できる環境が整っています。実際に制度を利用する立場になり、子供の成長を見守りながら働ける環境は本当にありがたい限りです。

 私は英語を生かす仕事に就きたくてSELに入社しました。「好きを仕事に」できたわけですが、入社前の私は「翻訳」は「英作文」の延長線だと勘違いしていました。辞書で単語を調べることは簡単ですが、例えば、どの単語がこの文脈では一番適切なのか、どの構文を使うとすっきり翻訳できるのか、この文章の意図は何なのか等、語学力、読解力、技術的知識等、翻訳には多くの要素が必要であることに気づきました。このまま仕事を続けられるのかな、と不安になったこともありますが、社内技術発表会で新たな知識を得たり、部署の勉強会で翻訳テクニックを身につけたりと、自分の中に情報を蓄積することで、現在でも楽しく仕事を続けられています。苦しい時があるからこそ、うまくできた喜びを味わうことができるのではないでしょうか。

 就職活動中の皆さんは、自分が働く姿を想像していますか?入社後、想像していた仕事ができないこともあるかもしれません。しかし、どんな仕事も会社を成り立たせるためには必要な仕事ですし、どんな仕事であれその道の「プロ」として働いている人は、輝いていると思います。やる気ある皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。