計算科学・シミュレーション



実際の仕事
発表の場
仕事上での自己成長
求める人物像




実際の仕事

a)回路設計
技術革新のスピードがどんどん加速し、マウスイヤーとも言われる現在、開発の最初の段階である回路設計は今まで以上のスピードが求められています。SELではスーパーコンピュータを活用することで仕様決定後工程の効率化を進めています。
マスクレイアウト設計の自動配置配線の高速化、デバイスシミュレーションの高速処理を行うことで開発速度を高めています。

b)有機材料開発
有機EL材料の分子設計を行うため、分子を電子レベルで理解して、欲しい構造や物性を有する分子を組み立てることがますます重要になってきています。SELでは、スーパーコンピュータを用いた第一原理計算に基づくシミュレーションを行うことにより、計算コストが高い非経験的分子軌道計算を高速で行い、物性を系統的に予測しています。
分子レベルから材料レベルへ拡張するために、励起状態を含めた量子分子動力学計算を応用したシミュレーションも実施しています。これは、例えば界面の構造解明に有効であると考えています。

c)物性・特性計算
ディスプレイ・LSIを駆動するためのFETには、シリコンや酸化物、金属など様々な材料が使われています。これら材料の物性・特性を知ることは、より高性能なデバイス開発に重要です。
そこで、既知及び未知の材料に対してモデルをつくり、スーパーコンピュータを用いて、微視的・巨視的両方の観点から計算を行っています。
ここで得られた結果を研究開発にフィードバックすることで、より深い理解と実験の効率化を目指しています。


発表の場
研究開発成果について、国際学会を含む様々な学会・展示会で発表する機会があります。
また、月に1回程度社内学会を開催しており、全社員に対して研究開発成果を発表する機会があります。


仕事の上で自己成長
現実世界の実験結果と、コンピュータ上の計算結果の差異をいかに埋められるかという想像力が重要です。
そのためには理論的根拠を理解し、計算の高度なテクニックが必要になります。自然科学に忠実に、数学・物理・化学等の知識を総動員して真実を見つけていきます。仕事を通じて、計算科学に対する考え方や姿勢、スキルを高めていって欲しいと期待します。仮説を立て、試行錯誤を繰り返しながら実証していくことが計算科学の醍醐味です。


求める人物像
諦めることなく挑戦し、真摯な姿勢で科学と付き合える方を求めています。
非常に専門性の高い分野なので、計算科学の経験者、数学・物理が好きな方が望ましいと考えます。
計算科学を行う上で、実験で実際に生じる現象を正しく理解し、実験者と協力して大いに議論ができるようになると、研究者として幅のある仕事ができるようになると考えます。
研究内容を分かりやすく文書化したり、伝えたりできる能力も重要です。




※ CAAC-IGZO は、半導体エネルギー研究所の登録商標です (商標登録第5494218号)。